前回のあらすじ
こんにちは、Hiroです。
前回は便利な自動仕分け機を作りました。増設もしやすいのでぜひ作ってみてくださいね。
今回は仕分け機の仕組みについて解説していこうと思います。長くなるかと思いますがお付き合いください。
今日は結構複雑そうやな。でも俺は頑張って覚えるんや。と、そこでお願いがあるんやけど。
どうしたんです?
あそこは狭いから近くで見せて欲しいんや。
どこか行かれても困るのであの贅沢な牢屋でお家で我慢してくださいよ。
なんやさらっとショックな事言われてもうた!!
仕組み解説
前回はとにかく作り方だけを紹介しました。ここでは仕組みを細かく見ていこうと思います。まずはコンパレーターの説明です。これがこの装置の肝なので、まずはここから見てください。
コンパレーターの仕組み
←コンパレーター
コンパレーターは後ろから来た信号を受け取った強さのまま前に出力します。画像ではレッドストーントーチから15の強さで信号が送られているので、前に15個分ピストンが動いています。
←信号の強さを変えてみる
今度は信号の強さを変えてみました。12の強さを送ると前に12個分ピストンが動きます。
←横からは受け付けない
リピーターと一緒で横からは基本的には受け付けず、前に信号は出ません。
←横が強い時
また、後ろの信号よりも横の信号のほうが強い時、コンパレーターは停止します。
コンパレーターの仕組み2
←減算モード
コンパレーターを右クリックすると赤く点灯して減算モードという状態になります。このモードになると、後ろの強さ−横の強さ=前の信号になります。
画像だと後ろが14、横が11なので前に3だけ信号が出ています。これを応用するとこんなことができます。
←プチクロック回路
後ろから15の強さ、前に出た信号は13で横から入ります。この繰り返しで前2個より前でオンとオフが繰り返されてクロック回路になります。
コンパレーターの仕組み3
←割合信号
次はチェストに画像のように接続します。このままでは信号は出ませんが、
←アイテムを入れる
アイテムが1つでも入ると
←信号が出る
信号が前から出ます。これは割合で出る信号で、チェストの中にあるアイテムの割合で信号の強さが変わります。
←約半分
だいたい半分くらい入れると
←こちらも約半分
信号も15の半分くらいの8の強さで出力します。
これがコンパレーターの仕組みになります。
コンパレーターまとめ
いろいろと書いたのでまとめてみます。
- 後ろから受けた信号を前に出力する
- 横からは信号を受け付けず、後ろよりも横の信号が強いと停止する
- 右クリックをすると減算モードになり、前の信号が後ろの信号−横の信号になる
- チェストやホッパーをつけるとその中身に応じた割合で信号を出力する
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ホッパーの仕組み
次はホッパーの仕組みです。
←連結
ホッパーは連結したところにアイテムを運びます。画像の状態だと上に入ったアイテムは下に行き、最後にはチェストに入ります。
←トーチをつけると止まる
ただし、レッドストーン信号がホッパーに来るとそれ以上アイテムが流れなくなります。
←アイテムが入っていない
画像の通りチェストの上のホッパーでアイテムは止まり、下のチェストまでアイテムが入っていません。
仕分け機の仕組み
今までの仕組みを合わせて仕分け機の仕組みを解説します。
←仕分け機の一部
チェストに接続されているホッパーには信号が送られているのでアイテムが入ってきません。2段目に18、1、1、1、1と入れるのは前の項目で解説した割合信号のためです。この個数が信号を1マスだけ出すアイテムの量なんです。
上のホッパーからアイテムが送られてきて2段目に入ると、割合が1つ増えて2マス分信号が送られるようになります。するとリピーターが作動し、トーチに信号が送られてきてトーチがオフになります。すると信号がホッパーに送られなくなるのでチェストにアイテムが入ります。
←トーチがオフに
これが仕分け機の仕組みになります。以前記事にしたNOT回路を組み込んであるんです。
終わりに
仕分け機の仕組みについて詳しく解説をしてみましたがいかがだったでしょうか。
もう楽勝や。俺にかかればチョチョイのチョイやで。
へー。それはすごい。じゃあ、仕分け機で一番大切な回路は?
そ、そんなんあれや。コンパーターでTON回路や。
全く理解してねーーーーーー!!!!
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければコメントで感想やアドバイスをよろしくお願いします。